こんにちは、しきです。
今回はお金の教育のおともにおすすめしたい本に出会ったのでご紹介します。
わかりやすい解説でお馴染みの池上彰が監修している上に、イラスト中心で文章はページの3割程度と図解に力を入れた構成なので、とても理解しやすかったです。
小学校高学年~社会人、子育て世代と幅広い方におすすめしたい1冊です!
主に中高生が読む想定で書かれているので、個人的に読んでほしいと思ったページを世代別にご紹介します。
小学校高学年~中学生に
小学校高学年~中学生といえば、本格的にお小遣いをもらうようになる年齢かと思います。
この年代には、第1章「お金とは何か?」を読んでほしいです。
特に12~35、38~43、50~59ページ。
お金を払うということはどういうことか、キャッシュレスは無限に使えるお金ではないことなどを知ることで、より考えてお小遣いを使えるようになると思います。
高校生に
高校生といえば進路を考えたり、バイトをしたりする時期でしょう。
この世代には112~145、166~169ページを読んでほしいです。
第3章「私たちの生活とお金」全体と、第4章「上手なお金との付き合い方」の5.お金のこわさを知ろうに当たります。
進学して下宿することになったらどれくらい生活費がかかるのか、どんなお金の稼ぎ方があるのかなどこの世代が考えることのヒントが詰まっています。
大学生に
大学生はバイトして、大学生活を謳歌して、就職活動をする時期でしょう。
この世代だと本全体の内容が理解できるようになっていると思うので、全体を通して読んでほしいですし148ページ以降を特に読んでほしいです。
第4章「上手なお金の付き合い方」、第5章「世界と日本の問題を知ろう」、第6章「未来あるあなたへ伝えたいこと」に該当します。
これからは1つの会社に定年まで勤めるのではなく、多様な働き方をする人が増えると思います。
お金を稼いで使うということ、お金だけでない人生において大切なことを知ることは、職業選択にとても役立つと思います。
社会人に
社会人は、義務教育でお金について教わってないので
- とりあえず働いて・給料をもらって・いつのまにか税金がすごく引かれてて手取りが少ない
- お金の使い方もイマイチわからないが使うので貯金が増えない
- このまま惰性で働き続けるのもどうかと思うがどうしたらいいかわからない
- 仕事にやりがいを見いだせない
などの悩みを抱えている人が少なくないと思います。
悩み別に、該当する項目を挙げてみました。
- お金ってそもそもナニ?⇒第1章「お金とは何か?」
- どんな働き方をするか、納めてる税金、教育や老後にかかるお金がわからん!⇒第3章「私たちの生活とお金」
- お金が貯まらない、お金のトラブルに巻き込まれたくない、税金や保険?投資すべき?⇒第4章「上手なお金との付き合い方」
- 働きがいがない、これからの個人や企業に求められること?⇒第5章「世界と日本の問題を知ろう」
- 稼ぐことはどういうことか、お金があると幸せ?、お金の使い方⇒第6章「未来あるあなたへ伝えたいこと」
お金の教育を受けてないことを嘆いても現実は変わりません。
今が1番若いので、今勉強すると今後の長い人生に活きてきます。
本書を使ってお金について学んでいきましょう。
まとめ
以上、お金の教育のおともにおすすめしたい本書についてご紹介しました。
どの年代の方にも学びがある本です。
学生だけでなく社会人の方にも読んでほしいです。
最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました。