こんにちは、しきです。
今回は2023年3月20日にオープンしたOMO関西空港に宿泊した際の朝食ビュッフェをご紹介します。
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https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/184729/184729.html
正直に言うと改善してほしい点が多いビュッフェだったので、これから宿泊を検討している方は朝食を付けるかどうかの判断材料としてご覧ください。
【レポ】標準的なメニュー・味で感動は無し…
2023年3月のオープンして間もない日に伺いました。
宿泊プランを1泊2日朝食付にしたので、チェックインの時に人数分の朝食券をもらいました。
朝食ビュッフェを楽しみにしていたので、当日の朝は6時50分ごろに21階のOMOダイニングに向かいました。
7時の開店時にはすでに10人ぐらい並んでいました。
最初に朝食券のチェックがあり、お皿は各自で返却台に持っていくこと・自由席であることの説明を受けて、いざ入場!
まずビュッフェ会場の全体的な写真をどうぞ。
宿泊客が少ないためか、ビュッフェ台は4つあるうち2つのみ使用されていました。
がらんとした2つのビュッフェ台が寂しげでした…
窓に面した席が多くあり、大阪湾や関空に離着陸する飛行機など21階からの眺望を楽しむことができます。
今回の朝食ビュッフェは各自でお皿を返却するシステムのため、返却台がいくつかありました。
では早速ビュッフェ台を見てみましょう!
どのビュッフェ台も、料理の手前側はお盆を置けるスペースになっていたのが良かったです。
ライブキッチンでのパンケーキは、エッグベネディクト、ベーコンエッグ、サーモン、チョコレートバナナの4種類から選べました。
カラトリーはナイフ、スプーン、フォーク、箸がありました。
子供用の食器もありました。
テイクアウト容器もあったのですが、テイクアウト分はビュッフェ料金に含まれているのか案内がありませんでした。
実際に盛り付けた例をお見せします。
パンケーキも。左がエッグベネディクト、右がサーモン、下の写真がチョコレートバナナです。
パンケーキは甘すぎない生地で、おかずとしてでもスイーツとしてでも他の素材に合う味でした。
美味しかったのはお粥、湯豆腐、白桃のヨーグルトのせでした。
柑橘も白桃もハーブやミントの風味はほぼ感じられなかったので、癖がなく食べやすかったです。
ここからは個人的な感想を。辛口なコメントやダメ出しもありますが、ご容赦ください。
- 料理のラインナップは標準的な和と洋だった。湯豆腐やお粥などの付け合わせ?自分で味付けするための調味料が多かったのが印象には残っている。
- 味はどれも普通。「これがすごく美味しかった!」という感動はなかった。
パンケーキをウリにしたのだと思うが、パンケーキ専門店でパンケーキを食べたことがある人が多いと思うし、専門店の味には勝てない。 - 全体的に印象に残っているのは、くすみカラーだったことと、ブルーノの鍋を使っていたこと、スタッフの数が多かったこと。
- お皿は全てプラスチックで、ちょっとチープな印象を受けた。箸は心もとない細さ。
- お客さんに対しスタッフの数が多くて手持ち無沙汰な人もいた。どの人も挨拶や対応は丁寧だったが、全体としてゆっくりできる雰囲気は感じられなかった。
公式施設サイトでのレストランの説明はこちら。
「スムーズで大満足なグルメ飛行」
OMO関西空港by星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omokansaiairport/
大阪湾を望む、空と雲がテーマの「OMOダイニング」。フライトや旅程に合わせて手早くスムーズに料理をチョイスできる「エクスプレス・フル・ビュッフェ」。豊富なメニューに加え、ライブキッチンで熱々のパンケーキやお好み焼きを提供。
上記の説明を踏まえてさらに感想を。
- 大阪湾は綺麗だったけど、部屋からも同じような景色を見れたため、あんまり感動はしなかった。
- フライトや旅程に合わせてテイクアウトできるようになっているのかわからないが、テイクアウト容器の近くにテイクアウトについての案内をした方がいいのでは。
- パンケーキは注文を受けてからつくるのではなく、すでにできたものに注文された盛り付けをするシステムだった。パンケーキは温かかったけど熱々ではなかったと思う。特にチョコレートバナナはバナナが黒くなっててびっくりした。
- ビュッフェ台の真ん中にある小さな飛行機と、ビュッフェ台の白い照明でテーマである空と雲をイメージしていると考えますが、表現が弱くて説明文を読むまでわからなかった。
朝食ビュッフェを楽しみにしていた上に星野リゾートが提供するサービスに期待していたのですが、思っていたほど楽しめず残念でした。
以上の感想を踏まえて、私ならこう改善したい!というomo関西空港の朝食ビュッフェ改善策はこちら。
- 大阪らしく、お好み焼きやたこ焼きをライブキッチンで作って提供。お好み焼きを10分か15分間隔で作って、切り分けて提供。たこ焼きはお好み焼きの合間に作って、3個ずつ盛り付け。青のり、かつお節、ソース、マヨネーズはセルフサービスで。
- いっそのこと「朝食時にたこ焼きを焼く」ことをアクティビティにする。時間に余裕がある人が順番に焼いて自分や同行者が食べる。衛生的な問題がクリアできれば時間がない人など他の人にもおすそ分けできたらいい。
- パンケーキを継続するなら、バナナは注文されてから皮を剥く。1本で4人分提供できると思うので、4回ごとにバナナを剥く計算。
- 豚まんは、大きいものを2等分に切ったものと4等分に切り分けたものを提供。
- 白ご飯だけでなく、神戸のそばめしも提供。
- お粥やご飯のおともとして、神戸のいかなごのくぎ煮や奈良の奈良漬けを提供。
- フレッシュフルーツがないことと和歌山が近いことから、冬は和歌山のみかんを提供。予算に応じて1人1個または2個と制限付きでもいいかも。
- 飲み物はフレーバーティーを2種類に減らし、アップルジュース、野菜ジュースを追加。
さらに京都のお茶も追加したい。 - せっかくヨーグルトや牛乳、シロップ漬けのフルーツがあるので、パンの種類を1つ減らしてグラノーラを追加。
- 湯豆腐の鍋の蓋を置くところを設置。
- 先端にすべり止めのついた、もう少し太い箸を用意する。
- お皿は基本的にお客さんに下げてもらうが、スタッフの手が空いている場合はスタッフが下げてもいい。
(障害のある方やご高齢の方などスタッフに手伝いをお願いしたい場合のために、チェックイン時に手伝い必要と選ぶボタンがあったらいいと思う。)
くすみカラーは若者の流行と考えるのですが、関西空港から近いという立地から考えるにターゲットとなる客層は旅行者でありファミリーや中高年が多いのではと推測します。ならば①陶器のお皿も用意する、②子どもの食べやすいうどんやカレー、ハンバーグなども提供する、③パイプ椅子の席を半分減らしゆっくりできる椅子の席を増やす、といった改善策もいいと思いました。
朝食のプラン詳細
営業時間:7:00AM~10:00AM (L.O. 9:30AM)
提供スタイル:ビュッフェ
価格:大人・小学生:1800円 4~6歳(未就学):500円 0~3歳:無料
予約:予約不要
(以上、公式施設サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omokansaiairport/dining/より引用)
まとめ
以上、OMO関西空港の朝食ビュッフェをご紹介しました。
正直に言って改善してほしい点が多いですが、開業して間もないため試行錯誤の途中なのかなとも思います。徐々に良い朝食ビュッフェになることを期待しています。
これからOMO関西空港に宿泊することを検討している方の、朝食を付けるかどうかの判断材料になれば幸いです。
ホテルの設備や部屋についてはこちらの記事にまとめているのでぜひご覧ください。
https://shikibulog.com/omokansaiairport-stay/
楽天トラベルで見てみたいかたはこちらからどうぞ:
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/184729/184729.html
最後まで読んでいただきありがとうございました。